公費解体で最後になる家も
面や蓑(みの)で鬼に扮した7人の小中学生たちはサイケイと呼ぼれる竹で出来た入れ物を包丁で叩きながら「アマメ!」と叫んで家々を訪ねると住民たちが玄関で出迎えますが…
小さな子どもたちにとってはやはり恐ろしい存在です。

「怖い」「やーだー」
地震で公費解体が予定されているこの家では最後となるアマメハギ…。
住民は訪れた鬼たちを菓子や料理でもてなします。

子ども「怖かった」「お片付けしますは?おかたずけします」
一年の健康と幸せを願う節分の日に行われた能登町秋吉のアマメハギ。
まだまだ厳しい冬が続く被災地・奥能登に春を告げます。