アマメは、囲炉裏にあたっているとできる火ダコのこと
アマメハギとは、冬の寒い時期に囲炉裏に長くあたっているとできる火ダコ=アマメをはぎ取ることで、鬼に扮した地元の小中学生が家々を回り、幼い子どもたちの怠け癖を戒めます。

住民「おー元気いいわ、始めだから。最後まで続けるんぞ。(子どもたちのアマメという声を聞いて)あぁ良いね。子どもの声を聞くと、心が楽しく嬉しく集落に子どもたちがいるのが嬉しく思う」
例年は30軒ほどの家々を回りますが、今年は20軒余りに。それでも伝統の「アマメハギ」を守り続けていきたいと住民たちは話します。
能登町秋吉地区アマメハギ保存会・畑下一良会長「無くする訳にいかないからね。これから段々子どもが少なくなっていく。それを何とかやっていかないと絶やすわけにはいかない」