切り出した竹の使い道は?今年の目標は?
チェンソーを使って竹を切り出す丹羽さん。この日は、丹羽さんが管理する竹林でお父さんと一緒に竹を切り出します。
岳人くん「きょうは丹羽先生の手伝いをしに…。この小さい竹は、お米を炊く飯ごうにして使ったり、ほか…自分の作品に取り入れられたり出来たらいいなと思います」

自然の中で養われる「好奇心と発想力」、「生きる力」。日常とは違う経験が小学6年生の様々な感覚を養います。
丹羽さん「例えばこの材料をどういう風にして使おうかなとか…そうやって考えることも重要なんじゃないかなと思います」

切り出した竹を使って家族でお米を炊いた岳人くん。炊飯器で炊いた普段のごはんとは違った味が感性の豊かさにつながっていました。

多くの人との関わりの中で成長を続ける岳人くん。色紙に今年の目標を書いてもらいました。
そこには“心を掴む”という文字。

色紙を持つ岳人くん「自分の作品で、自分以外の第三者の気持ちをぐっとつかめるような作品を作れたらいいなと思います。やっぱ、新作に向けて…いろいろ色を付ける過程でミスをしないようにとか、そういうのを考えて、どう作っていったらいいかということを考えたりして、やっていきたいなと思います」

あふれる創作意欲と自由な発想で、思いを形に変える小さな彫刻家は、さらなる高みを目指して作品を作り続けます。