デビュー日が初手柄…“初めての現場”に“逃走の不安”

四郎丸 巡査「自分たちは夕方の5時から駐輪場で張り込みをして、そのなかで被疑者が現れて、先輩の職務質問に混ざった」

大橋 巡査「いつ現れるか分からないので、常に緊張感と不安を持っていました」

石川県内でも利用者が多い金沢駅の駐輪場では、自転車の盗難が相次いでいて、この日も盗難届が出ている自転車が駐輪場で見つかったことから、2人の新人巡査は4人の先輩と交代で張り込みをしていました。

男性が検挙された駐輪場

先輩警察官が職務質問を行うなか、大橋 巡査は、声をかけて逃げられないかという不安があったと話します。

大橋 巡査「(対峙して)凶器を持っていないかとか、逃げられないか気を付けて行動していました」

四郎丸 巡査も、終始緊張しながら職務質問中に逃げられないよう通路を塞いでいたと話します、

四郎丸 巡査「被疑者と対峙するのも初めてですが、ちょっと挙動不審な部分があったなという。焦っている様子が自分でも見て取れました」

取材を受ける四郎丸 巡査と大橋 巡査

デビュー日が初手柄となった大橋巡査と四郎丸巡査。目指す警察官像を2人に聞きました。

大橋 巡査「石川県の安全安心を守り、治安維持に努めたいです」

四郎丸 巡査「こういった経験を自分でも積極的に経験して、県民の方々が安心安全に暮らせるような社会を作れる警察官になりたいと思っています」