濁流の様子を画像で友達に送る翼音さん 切迫した状況を両親に伝える

翼音さんは、自宅前の激しい濁流の様子を写真におさめ、友達に送信していました。

当時、自宅で一人で寝ていた翼音さんを心配した父がスマホで連絡を取ると…

父・鷹也さん「9時43分と9時52分に2回かけて、その時にビデオ通話で下が土石流が来ていた状態だったので、窓から飛び降りると言っても飲み込まれるだけだから、もう部屋におれということしか言えなかった」
母・紗菜さん「周りの景色を写してくれて、いまこういう状態なんやって…泥水しか見えない状態。後ろの家も前に来ていた状態なので怖かったと思う」

父・喜三鷹也さん

家族も現場に駆けつける中ですが、捜索は難航しています。

地形が変わるほどの激しい濁流によって家が流された範囲が特定できず、広い範囲での捜索を余儀なくされているためです。