被害女性との接点…さかのぼること事件の3年ほど前
地元の岐阜県土岐市から2010年に金沢市内の大学に進学した被告。被告人質問で被害に遭った女性、Aさんを知ったきっかけを聞かれた被告は「大学の5、6回生のときに初めて見ました。近所のスーパーにいてかわいらしいと思って、どんな所に住んでいるか知りたいと思ってあとをつけた」と述べ、自宅を特定した経緯を語りました。
被告「アパートの前までつけて、Aさんが入るのを確認し、外から灯りが点くのを見て部屋を特定した」

その後、2016年に土岐市役所に就職します。卒業から2年が経った2018年2月に、再び金沢市を訪れ、被害女性のAさんが住むアパートに侵入し事件を起こします。
「スーパーで見かけた」と証言する被告ですが、その後は、被害女性に声をかけたり交際した様子はなく、被害者は「知らない男の人」と検察に証言しています。