隙を見て逃げ出した被害女性…語られた犯行状況
検察によりますと、被告は購入した結束バンドを持参してAさんが住むアパートの部屋に玄関から侵入。ベッドで寝ていたAさんに覆いかぶさり、タオルで目隠しをした上、結束バンドで両手首を拘束します。
しかし、Aさんが抵抗したため、被告は、近所に聞かれていないか確認するため一旦、玄関から外に出ました。この隙にAさんはベランダに避難。アパート2階のベランダの柵から飛び降り逃げました。その際、肺挫傷などのけがを負い8日間入院しました。

一方、部屋には、Aさんが抵抗したときに外れたとみられる犯人のメガネのレンズや犯人が着用していたマスクが残されていたため特定に至りました。
犯行の動機を弁護人に聞かれた被告は、淡々とした口調で性交目的だったと話しました。