いったんは、神事のみ執り行うことが決まりましたが、御陣乗太鼓保存会の強い思いから今回の奉納打ちが実現しました。
海岸には一目見ようと、多くの地元住民らが訪れていました。

御陣乗太鼓保存会・槌谷博之事務局長「思いっきり太鼓たたいてすっきりしている、最高ですね。いろんなとこまわってたたくけどこの地区でたたくのが一番緊張する。きょうも緊張して頑張った」
住民「また久しぶりに聴けて無事ここに来られてよかったなと思う。久しぶりに知っている人の顔も見て安心して。また戻ってきたい」「ちょうど妊娠もしていて、まだ(名舟町には)帰れないかなという感じ。自分の生まれ育った地域なのでまたちょっとずつこうやって復興していって久しぶりに聴いたので良かったです」
心を一つに復興を願って打ち鳴らされた御陣乗太鼓は、青空の下名舟町に力強く響き渡りました。