運動会を開催する団体代表の真脇魁さん、運動会を企画するのはもちろん初めてです。
代表・真脇魁さん「上手く回らない。手は回らないけど、学校の先生みたいに慣れとらんから」
企画メンバー・吉田亮太さん「そのぶん子どもの笑顔見れとるんで最高です。それが自分らの支えなんで」
お昼ご飯は、カレーやからあげにフライドポテト、そして、おやつにわたがしなど、子どもたちの大好きなものばかり。弁当を持ち寄ることが難しい状況の中、真脇さんの思いに賛同したボランティア団体が無償での提供を快諾しました。
子どもたち「いただきます。おいしい」
保護者「中々こう集まることってないので、よかったね遊ぶ場所も限られてますしね」「すごく楽しめて子どもたちも(地震を)すっかり忘れて元通りみたいな感じのところもあるので、それはとても良かったと思う」
青空の下で元気いっぱいに走り回る子どもたちの姿に、大人たちにも笑顔が広がります。
多くの課題が残る被災地で、若者たちは、住民が少しでも前を向けるようにと活動を続けます。
真脇魁さん「またやりたい人~!最高です。自分たちも親のみなさんも子どもが笑顔な姿を見ると、元気に頑張っている姿をみるとまた頑張れる、幸せになれると思うので、自分らも今後、運動会だけじゃなくてみんなで関われる行事作っていくので、またよろしくお願いします」「全然復興と言える復興は進んでいないけど、進んでいないとはいえどポジティブに考えていく。メンタル的な面は自分らがサポートできると思っているので、子どもだけじゃなくて大人も関わっていける行事ができればいいかなと」