復活した“朝市”に全国から1万3000人が来場

MRO北陸放送・牛田和希アナウンサー「朝市が始まったばかりですが入り口にはすでに長い列ができています」

輪島市から90キロ余り離れた金沢市の金石港(かないわこう)で開かれた「出張輪島朝市」。トレードマーク・オレンジ色のテントに並ぶのは、干物などの海産物や火事を免れた輪島塗などの伝統工芸品です。会場では、29の店舗におよそ40人が立ち客を出迎えました。

大勢の人でにぎわう会場

出店する二木洋子さん「真空するのに何百枚何千枚…」

店主たちにとってようやく叶った今年の初売り。復活を後押ししようと、全国から約1万3000人が訪れました。

大勢の人でにぎわう会場

長野から来た男性は「いっぱい買いましたいっぱい買いました。焼ホタテがね、すごくおいしいと言われたもので、焼ホタテを買いました。少しでも復興の力になれればと思って来ました」と話していたほか、金沢から来た子どもからは「“いかとんび”は美味しかったから、お父さんにおねだりして買ってもらった」といった声が聞かれました。また、金沢から来た男性もは「オレンジ色のテントが輪島朝市のトレードマークみたいなところあるので、それがもう一度見れてものすごくうれしい」と話していました。