“改善を目的とした話し合いをしたいんです”

最大の目標だった労災認定を勝ち取った直美さん。しかし、“それをゴールにしてはいけない”という思いも抱いていた。
上田直美さん
「過労死を出した企業がいつもニュースで再発防止に努めますっていうテロップが流れて、本当にするんだろうかって、ちょっとね。疑いというか。任せといていいのかなっていう部分はありました」
「(弁護団に)“改善を目的とした話し合いをまずしたいんです”っていうふうにお伝えして、私が最初は箇条書きで、“こういうことがあれば、息子は救われた”というか、“ここで気づいていれば何か救済されたんじゃないか”という、思うことをバーっともう20個ぐらい書いて」
憤りの感情を封印し、直美さんは会社側に対し、海外派遣者の健康と安全を守るためのマニュアルを、共同で作らないかと提案した。














