JR大和路線の電車内で、カッターナイフで座席を切りつけたとして、大阪府警は器物損壊容疑で会社員の男(56)を逮捕しました。
男は大和路線を中心に、JR西日本の電車内で同様の犯行を繰り返していたとみられています。
▼「カバンに入れっぱなしのカッターナイフでシートを切ったことに間違いない」
大阪府警が器物損壊容疑で現行犯逮捕したのは、大阪府柏原市の会社員・花形政昭容疑者(56)です。
逮捕容疑は、3月19日(木)午後7時半ごろ、JR大和路線を走行中の普通電車で、カッターナイフを用いてクロスシートの座面を切りつけたというものです。
座面には数cmサイズの傷が、複数確認されたということです。
花形容疑者は勤務先から柏原市内へ帰宅する際に、大和路線の久宝寺駅で区間快速から普通に乗り換え、その電車内で犯行に及びました。
取り調べに対し花形容疑者は、「電車の遅延や運休が多いことや、車両の構造が悪く、乗り降りしにくいことに腹が立っていました。
普段から、カバンに入れっぱなしのカッターナイフでシートを切ったことに間違いありません」と述べ、容疑を認めているということです。
▼2022年以降、同様の被害が約300件も
JR西日本が今年2月、“座席が刃物によって切りつけられ、損壊される被害が続いている”と府警に被害申告。
2022年以降、今回の事件のような被害が、大和路線を中心に約300件も確認されているということです。
被害車両内の防犯カメラ映像などを捜査した結果、花形容疑者が浮上。張り込み捜査を行っていた結果、捜査員が19日夜の犯行を確認し、現行犯逮捕したということです。
花形容疑者自身も、“少なくとも50~60回はやった”という旨の供述をしているということです。
府警は、これまでの被害と花形容疑者との関連を捜査する方針です。











