京都市山科区で去年10月に、独居の高齢男性を殺害して現金などを奪ったとして、強盗殺人の疑いで逮捕されていた男(55)について、京都地検は罪名を「強盗致死」に変更して起訴しました。殺意の認定は難しいと判断したとみられます。
京都地検が3月18日(水)付けで、強盗致死と住居侵入の罪で起訴したのは、京都市山科区の飲食店手伝い・櫻木清被告(55)です。
起訴状によると、櫻木被告は去年10月1日の未明から早朝にかけ、山科区の寺田憲司さん(当時81)の自宅に侵入し、寺田さんの胸や腹に暴行を加え死亡させ、現金約20万円とスマートフォン1台などを奪った疑いがもたれています。
寺田さんは事件当時、自力で歩くのが難しい状態だったということです。遺体には多発肋骨骨折などが確認され、死因は出血性ショックでした。
京都府警の捜査では、櫻木被告は鍵がかかっていなかった裏口から寺田さん宅に侵入したとみられ、奪ったスマートフォンを犯行直後に寺田さん宅に戻し、第一発見者を装って自ら110番通報していたことが判明しています。
京都府警は櫻木被告を強盗殺人と住居侵入の容疑で逮捕・送検しましたが、京都地検は罪名を「強盗致死」に切りかえて起訴した形となりました。殺意の認定は困難と判断したとみられます。











