指宿枕崎線の沿線から運ばれてきた野菜や花などが毎朝並びました。
(阿部章子さん)「楽しかった、みなさんが朗らかで。明るくて、笑い声が絶えなかった」
時代とともに駅前の風景も変化
バスケットコートほどの広さにピーク時には30の店が並びましたが、時代とともに「西駅朝市」は出店者が減少。駅前の風景も変化していきます。

西鹿児島駅は平成16年に鹿児島中央駅に名前を変え、平成11年にはキャンセビルがオープン。平成16年にはアミュプラザが開業します。
その後も南国センタービルや鹿児島中央ターミナルビルが誕生。指宿線朝市も平成30年3月、その歴史に幕を閉じました。

(阿部章子さん)「お客さんが少なくなった」
Q.令和にも残って欲しかった?
「それを願っていた。寂しい」