桜島フェリー 人と人をつなぐ大事な存在

岐路に立つ桜島フェリーですが、コロナ禍以降、利用者は回復傾向にあります。最近は外国人の観光客も増えたと感じています。

(桜島に78年在住 村山勝典さん)「城山や磯から見る桜島もいいが、地元に来て見る桜島もまた変わった良さがある」

息子は桜島フェリーの船長になりました。今は、フェリーで桜島へ遊びに来る孫たちと会うのが楽しみのひとつです。

(桜島に78年在住 村山勝典さん)「(フェリーは)自分のわが子のような感じがする。桜島にとってはなくてはならない。」

住民の暮らし、桜島の産業や観光を支えてきた桜島フェリー。ふるさとの見慣れた風景は単なる交通手段ではなく、今も人と人をつなぐ大事な存在です。