昭和100年にあたる今年、当時の映像を振り返り、今を生きるヒントを探る「昭和からのメッセージ」です。
こちらの映像は昭和59年5月の桜島フェリーです。この日、24時間運航を開始しました。しかし利用客の減少から今年、24時間運航をやめることが決まっています。
時代の波に揺られながら今年で91年となる桜島フェリーの歩みとふるさととのつながりを見つめます。
鹿児島市街地と桜島をつなぐ桜島フェリー。今年で就航91年。国内の定期船で唯一、24時間、運航しています。
(桜島の住民)「友達と遊びに鹿児島市街地に行っていた。だいたい0時半のフェリーに乗ります」
(運送業)「忙しいときは2時の船に乗る。肝付町から鹿児島市城南町の市場に(魚を運ぶ)」

桜島フェリーのはじまりは昭和9年。当時の西桜島村が民間の船を買収し、村営船としてスタートしました。