世界各国から集まった若者たちが高知市の小学校を訪れました。若者と子どもたちはよさこい鳴子踊りやけん玉遊びなどを通して交流を深めながら一緒に学習を行いました。

高知市の浦戸小学校を訪れたのは日本各地を巡りながら文化交流などを行うプログラム「世界青年の船」に参加した若者たちで、2月10日から高知に滞在しています。

今回は日本をはじめアルゼンチン、フランス、メキシコなど14か国から228人が参加していて、高知には8日間滞在。コースごとに分かれて県内各地で学習などを行っています。浦戸小学校を訪れたのは「防災」を学ぶコースを選んだ22人のメンバーです。

子どもたちは世界各国から訪れた若者たちと打ち解けようと午前中に歓迎会を開催。よさこい鳴子踊りを一緒に踊ったり、けん玉で遊んだりしました。

(参加者)
「よさこい踊りがとても楽しかった。鳴子のプレゼントももらってとてもうれしいし子どもたちの踊りも信じられないくらい上手だった」
「トルコでも地震や洪水など多くの災害が発生している。日本人にとって防災がとても大切なものだと思うので防災について議論をして、どうしたら自然災害への対策をよりよいものにできるかを考えたい」

「外国の人と鳴子を持ってみんなでよさこいを楽しく踊れたのでよかった」
「よさこいを踊ったり、けん玉をしたりしたことが楽しかった」

歓迎会のあとは避難訓練なども行われ、国境を超えた合同学習ができたようです。高知での滞在は2月17日までで、最終日に成果発表会が開かれます。