仮想空間=メタバースを使って地域を活性化させようという取り組みが進んでいます。特産品の販売や疑似観光など、仮想空間で高知の魅力を伝えようとIT企業と高知市が協定を結びました。

こちらが仮想空間=メタバース内でデザインされた高知市の様子。高知城や県立牧野植物園など観光スポットが再現されています。そして、登場したのは、桑名龍吾市長です。

仮想空間を活用して地域の活性化を目指そうという取り組みで、7日、高知市とフィリピンに本社があるIT企業STARTLANDSInc.が連携協定を結びました。

メタバース内に作られた仮想の高知エリアでカツオのタタキなど県内の特産品を販売したり、疑似観光ができる観光地を再現したりして、高知の魅力を世界中に発信していきたい考えです。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「ほかの市町村や民間企業の皆さんに活用してもらって、オール高知で高知県を盛り上げたい。これは世界に発信するものですので、世界から高知を見てもらういい機会」

高知エリアのメタバースについては県内のおよそ30の企業が出店を検討していて今年の夏をめどに完成する予定です。