能登半島地震で甚大な被害を受け集団避難している中学生を支援するため、高知県教育委員会は、職員を派遣することになりました。

(県教育委員会教育政策課 山中孝一 主任指導主事)
「しっかりとチーム一丸となって頑張ってきたいと思います」

派遣されるのは、県教育委員会事務局の教員免許を持つ職員6人です。能登半島地震では、多くの子どもたちも被害を受けていて、珠洲市・能登町・輪島市の、中学生合わせて280人が、金沢市・白山市の二次避難施設で生活しています。派遣職員は、2つの施設で、寝付けない生徒のケアや見回りなど、集団避難している中学生の夜間の生活指導にあたるということです。

(長岡幹泰 県教育長)
「被災地の方々のニーズもお伺いして、連携して支援にあたってほしい」

(県教育委員会中部教育事務所 平林香里 指導主事)
「親元離れて避難してきている子どもたちも不安がたくさんあると思いますので、そういう子どもたちに寄り添ってサポートできたらなと思っています」

職員6人のうち3人は、2月3日から7日まで金沢市の施設に、11日から15日までは、第2陣として3人が、白山市の施設に派遣される予定です。