新型コロナウイルスの感染者数は依然として高い水準で推移しています。高知県は「第10波の感染拡大の状況となっている」として手洗い、十分な換気、三密の回避など基本的な感染対策の継続を呼びかけています。

県によりますと1月22日から28日までの1週間に確認された新型コロナウイルスの患者数は定点1医療機関あたり13.59人と、前の週に比べ横ばいですが、依然として高い水準で推移しています。

新規感染者数は598人で、年代別では10歳未満が139人、10代が97人、70代が61人、80歳以上が84人となっていて、10代以下と70代以上で顕著に増加しています。

また、インフルエンザの患者数は定点1医療機関あたり12.14人と注意報レベルが続いています。

県は「新型コロナの新規発生・入院患者数が高い水準にあり、第10波の感染拡大の状況となっている。今後、医療提供体制の逼迫が懸念される」として、手洗い、十分な換気、三密の回避など基本的な感染対策の継続を呼びかけています。