能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市に県・市町村職員の共同チーム=「高知県災害応援隊」が派遣されることになりました。
23日に石川県輪島市に向けて出発するのは県・市町村職員の共同チーム=「高知県災害応援隊」です。
高知県、高知市、宿毛市、いの町、津野町の8人の職員で構成されています。
23日の出発を前に開かれた壮行式で、濵田知事は、「能登半島地震は他人事ではない」とし、南海トラフ地震への対応力強化にもつながると激励しました。
(濵田省司 知事)
「今回の災害対応を現場で経験いただくということが本県・県内の市町村の災害対応力を高めていくというえで、大きな意義があると思います。大変厳しい環境の中になろうと思います。皆さん自身の健康管理に十分気を付けていいただきまして、所定の任務をしっかりと遂行していただきますようお願いいたしまして、私の激励のあいさつとさせていただきます」
派遣されるのは税関係の業務を担当する職員で、被災地では住家被害認定調査などを行う予定です。
(高知県災害応援隊 林壯一郎 代表)
「これから我々が向かう輪島市は、家屋の倒壊も進み危険な状態ではありますが、少しでも皆さんの役に立つよう頑張ってきますのでよろしくお願いします。それでは出発してきます」
派遣は職員を交代させながら2月15日まで続く予定で、23日出発する第一班は24日から現地での業務を開始するということです。