高知県は12月24日までの1週間における、感染症の発生状況を発表しました。インフルエンザは依然として高い水準で推移しています。
高知県によりますと、12月18日から24日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は定点一医療機関あたり25.25人です。前の週(26.95人)と比べ横ばいとなっています。
警報基準値の30人を超えているのは中央東(37.70人)、須崎(34.75人)管内で、県内全域では注意報基準値(10人)を超えています。例年は1月から2月にかけてピークを迎えますが、今年は9月からインフルエンザが流行していて、今後も感染対策が必要です。
新型コロナウイルスは定点一医療機関当たり2.93人と横ばいで推移していますが、感染性胃腸炎が増加していて、高知県は感染拡大による医療機関への負荷が懸念されることから手洗い・換気・うがい・マスクなどの基本的な感染防止対策や救急医療電話#7119などの利用を呼びかけています。