中山間地域で暮らす高齢者らの利便性を高めようと高知県警が来年から始める「移動交番」の車両が報道陣に公開されました。

県警が新たに始める「移動交番」は近くに交番がなくあっても行く手段がない、中山間地域で暮らす高齢者らの利便性を高めようと発案されました。

交番のない地域に出向いて相談を受け付けるため車の中も改造されていて、ワンストップで解決できることを目指しています。また、近年増加している特殊詐欺や交通事故などに関する出張授業を開き、地域の安全・安心に貢献していきたいとしています。

(県警生活安全部地域課 大﨑真弥 次長)
「移動交番車両で地域を回ることによって安心安全を高めていけると考えている」

1回目の「移動交番」は来年1月30日に安田町の集落活動センターなかやまで実施される予定です。