子どもたち主体のまちづくりを支援する「こうちこどもファンド」。この取り組みを紹介した書籍が発売され、編集担当者らが「大人と子どもの対等な関係」について語りました。

高知市では2012年から、子どもたちによるまちづくりの提案、行動を支援する「こうちこどもファンド」を行っています。11月発売された書籍では、取り組みのきっかけがドイツのミュンヘンであることや、仮想のまちで仕事やまちを運営する「とさっ子タウン」などについて記されていて、23日のセレモニーで、審査委員長やアドバイザーが「大人と子どもが対等な関係であること」が重要と語りました。

(著者 畠中洋行さん)
「大人も子どもも対等な関係、水平な関係で一緒に課題をどう乗り越えていくか。一つの参考にしてもらえたらうれしい」

この書籍は県内の金高堂書店などで購入できます。