12月高知県議会が開会し、県は307億円あまりの補正予算案を提出しました。また、2期目に入り最初の議会を迎えた濵田知事は「私が先頭に立ち着実に課題解決を図る」と抱負を述べました。
12日開会した12月県議会は、11月の知事選で再選を果たした濵田知事にとって2期目最初の議会です。冒頭で濵田知事は引き続き「共感と前進」を基本姿勢として「県勢浮揚に向けてまい進する」と決意を語りました。
(濵田省司 知事)
「今後4年間も私が先頭に立ち、県民のみなさまと心をひとつにして着実に課題の解決を図り元気で豊かなあたたかい高知を実現し次世代に引き継いでいけるよう全力を尽くします」
県が提出した補正予算案は一般会計の総額で307億1800万円で、原油価格・物価高騰対策や防災・減災のためのインフラ整備などが柱になっています。このうち、デジタル技術を活用した「省エネ化」や、電気料金高騰の影響を受けている医療施設などへの支援に、20億4900万円あまりが計上されています。
また、県議会ではペーパーレスを推進するため来年度から紙の資料の配布を廃止する予定で、それを前に今回からはタブレットでも資料を見られるようにしています。12月県議会は12月27日まで開かれます。