高知県内の児童、生徒を対象に、県が独自で行っている学力定着状況調査が4日から始まりました。

この調査は、子どもたちの学力を把握し、学校で指導方法の改善などにいかそうと2012年から県が独自で行っています。今年は、県内の小学4年生・5年生と中学1年生・2年生、合わせて1万8486人が対象です。小学4年生は国語と算数、小学5年生は国語・算数・理科、中学生は国語、社会、数学、理科、英語の5教科を調査します。前回の調査から、学習状況や生活習慣などを問う質問調査はタブレット端末を用いて行われています。

(高知市立朝倉第二小学校 西田尚弘 校長)
「子どもたちは学習に真剣に取り組んでいるので、ふだんの成果を発揮できるように緊張せずに取り組んでもらえたらと思っている。子どもたちがどこにつまずいているのか、しっかりと一人ひとりの学習状況を把握して、こどもたち一人ひとりに力をつけていきたいと考えている」

学力定着状況調査は今月8日までに実施され、結果は来年2月に各学校に発表されるということです。