交通事故を1件でも減らそうと1日朝、高知市の中心部で啓発活動が行われました。
交通事故の撲滅を呼びかける啓発活動は、高知市と市の交通安全指導員協議会が毎年この時期に行っていて、今年で50回目です。日頃から通学の時間帯、横断歩道などに立ち旗を持って指導を行うおよそ90人の交通安全指導員が参加。1日朝は市内中心部の23か所の交差点に分かれて指導を行いました。このうちはりまや橋交差点では、旗で通行する人たちを誘導したり、自転車のヘルメット着用を呼びかけるチラシを配ったりしていました。

(高知市交通安全指導員協議会 中尾幸二郎 会長)
「自分の命と他人の命としっかり向き合って、心にゆとりを持って譲り合いの気持ちを持って日常を過ごしていただいたら事故は絶対に減ると思う。交通事故は私個人的には一番身近な“人災”だと思っている。一人一人が気をつけたら絶対に減らせる。ぜひ皆さんに意識をしてほしい」
高知市によりますと今年、市内で起きた交通事故は、去年の同じ時期に比べ死者数は減少しているものの、発生件数は増加しているということです。今月6日には年末年始の交通安全運動がスタートします。