中学生の部活動について環境整備の検討を行う会議が高知市で開かれ、ほかの学校の部活動に参加できる「拠点校方式」の導入についてなどが議論されました。
30日高知市で開かれた2回目の委員会には、学校関係者や教育委員会、県中学校体育連盟などからおよそ15人が参加しました。
会では、学校に部活動がなくてもほかの学校の部活動に参加できる「拠点校方式」の導入についてなどが議論されました。
県内では中学校の部活動について指導者不足や生徒数の減少を受け試合に出られないことなどが大きな課題となっていて、「拠点校方式」の導入が検討されています。
会では選択肢が増えることが一番の利点だとする一方、練習に移動が伴うことなど懸念される点も挙げられました。拠点校の決定は市町村の判断にゆだねるとしていて、県中学校体育連盟は来年春から導入を目指しているということです。
次回の会議は来年2月末ごろに開かれる予定です。