11月26日までの1週間の感染症の発生状況が発表されました。新型コロナは少ない状況が続いていますが、インフルエンザは警報値に近い報告数となっています。
11月26日までの1週間に定点医療機関で確認された新型コロナの患者数は1医療機関あたり2.05人、前の週より増加していますが、低い水準が続いています。
一方、インフルエンザは1医療機関あたり27.61人と増加していて、警報値の30人に近い報告数となっています。
また、アデノウイルスによる咽頭結膜熱は3.19人で警報値を超えているほか、“溶連菌”の患者数は4.38人と注意報値を超えています。いずれも例年より大幅に報告数が多い状況が続いています。
インフルエンザでは同じA型でも種類の異なるウイルスに複数回感染することもあるといい、注意が必要です。
県は今後気温が下がり乾燥する時期になるためさらに患者が増加する恐れもあるとして、感染防止対策を呼びかけています。