高知県内の医師や看護師を対象に未知の感染症の発生を想定した防護服の着脱訓練が行われました。

高知大学医学部附属病院で行われたこの訓練は未知の感染症の発生に備えて医師や看護師らに防護服の着かた、脱ぎ方の手順を習得してもらおうと開催されました。

22日は県内の病院や保健所30施設からおよそ50人が参加。参加者らは感染対策の専門知識を持った看護師からレクチャーを受けたあと、ウイルスが侵入するすき間を作らないことなどに気をつけながら実際に着脱を行いました。

(参加者)
「着るのは着やすかったがちょっと脱ぎにくいかも」

(高知大学医学部附属病院 山岸由佳 教授)
「皆さんスムーズに助け合いながら着たり脱いだりができていたと思う。いざ着る機会が来たときには正しくきょうの訓練を思い出してもらってぜひ現場で活動していただけたら」

主催者は今後も訓練や勉強会を積極的に開催していきたいとしています。