ゴミ拾いをスポーツ感覚で行う“スポGOMIワールドカップ”の高知県予選が、29日、高知市で行われました。
「我々選手一同は、スポGOMI精神に則り、正々堂々とごみ拾いすることを誓います!」
スポーツごみ拾いは、拾ったゴミの種類を重さで競い合い、ゴミ拾いをスポーツ感覚で楽しもうという日本生まれの競技です。
今年初めて開催される「スポGOMIWORLDCUP」は日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGEFORTHEBLUE」の一環で、29日の高知県予選=高知STAGEには、25チーム・75人がエントリーしました。
参加者たちは高知駅を中心とする決められたエリアで60分間、ゴミ拾いを行いました。どのエリアで、どんな種類のゴミを拾うかなどの作戦をたてながら、まちに落ちているゴミを、拾っていきました。
(参加者)
「前に鏡川でスポGOMIのイベントに参加し、ゴミ拾いが意外と楽しいなということで、子どもたちがまたイベントがあれば参加したいというので(参加した)」
「町をキレイにしたらみんなが幸せになれると思ったから」
この日集まったゴミは、およそ40キロ。優勝したのは、市内の高校生で作る「両生類`s」でした。
(両生類`sのメンバー)
「めちゃくちゃうれしかったです」
「ゴミがないほうが捨てにくいと思うので、ゴミがない環境をずっと続けられたらいいなと思います」
両生類`sは、10月の全国大会に出場し、優勝すれば日本代表として、世界大会に出場します。