今月15日に開幕した夏の高校野球高知大会は、21日が大会5日目です。20日と21日で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろいました。21日の準々決勝では高知と追手前、高知商業と伊野商業が対戦し、高知と高知商業がそれぞれ、あさって(23日)の準決勝に駒を進めました。
準々決勝21日の第1試合は追手前と高知の対戦です。先制したのは高知でした。1回ウラ、1アウトランナー3塁のチャンスでバッターは3番・高木。

相手ピッチャーの2球目を捕らえレフト前に先制タイムリーを放ちます。その後もスチール間の得点や6番・福井のタイムリーで、初回に3点のリードと優位にたちます。

対する追手前は4回表、3番・森木がサード強襲のヒットで出塁。

その後ランナーを得点圏に進め、2アウト2塁としますが…今大会初登板の元吉が三振におさえます。高知は4回、ノーアウト満塁のチャンスで9番・三枝。

ライトへの2点タイムリーなどで点差をさらに広げ、この回さらに5点を追加しました。

高知は5回にも1点を追加し、試合は9ー0の7回コールドで高知が勝利しました。
続いての伊野商業と高知商業の試合も初回から動きます。1回ウラ高知商業の攻撃、フォアボールで出塁したランナーを2塁に置いて、3番岡村。

高知商業が先制。この後3回にも、1点を追加します。追いつきたい伊野商業は4回表、1アウト一・二塁のチャンスを作りますが…打線はつながりません。

5回ウラ、高知商業はさらにリードを広げ、なおもランナー一・二塁のチャンスで先制タイムリーの岡村!

勢いがとまりません。7回ウラにも追加点を加え、コールド勝ち。高知商業が準決勝進出を決めました。

準々決勝4試合が終わりベスト4が出そろいました。明徳義塾、高知中央、高知、高知商業、今年はシード校が順当にベスト4へ進出しました。準決勝2試合はあさって(23日)春野球場で行われます。第1試合は明徳義塾と高知中央が、第2試合は高知と高知商業が対戦します。

日程が順調に進めば、決勝戦は7月25日(火)に行われます。