高知龍馬空港の路線の拡大に向けた取り組みを検討する会議が開かれ航空関係者が建設予定の新たなターミナルビルの方向性を議論しました。

12日が8回目となるこの会議では、高知龍馬空港の路線拡大に向けた取り組みが協議されています。これまでに、国際線を受け入れるための「新ターミナルビル」の整備などについて議論されていて、前回の会議では、コロナ禍で一度中断した整備計画を再開することが示されていました。

12日の会議では、先月就航した、台湾からの定期チャーター便について報告され、現時点で、搭乗実績が9割ほどと、好調だということです。しかし現在は、入国審査などの手続きを仮設の施設で行っているほか、新型コロナの再流行により国際線の需要がなくなるおそれもあります。このため会議では、面積の縮小なども視野に入れ、国内線でも活用可能な施設として可能な限り簡素化していく案が示されました。

次の会議は9月に予定されています。新ターミナルビルの整備は、2025年の大阪万博までの完了を目指しています。