中学生に建設業を身近に感じてもらおうと高知県安芸市で出前授業が開かれました。

出前授業は高知県が県建設業協会と連携して去年から開いています。
4日は安芸中学校の生徒およそ100人が参加しました。

生徒たちは、ドローンの操作体験などを通して、人が入れない現場を事前に確認するなど、技術の発展によって建設現場での安全性が高まっていることを学んでいました。

高知県によりますと県内の建設業従事者のうち15歳から29歳までが占める割合は、2000年の19.6%から2015年には7.7%まで下がっていて、担い手不足が課題です。

▼生徒
 力仕事が多いかなと思ったけど、女の人でもできるような仕事でびっくりした。
▼高知県土木部土木政策課荒木翔晴主事
 デジタル技術を活用した最新の測量などその他学習したと思うので、
 将来における職業の選択肢の一つとして建設業を思ってもらえたら嬉しい。


今後高知県はこの出前授業を県内7か所で開催する予定です。