停滞する梅雨前線に向かって、台風2号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、6月1日から3日にかけて、前線の活動が活発となる見込みです。東日本から西日本にかけて、大気の状態が不安定となる見込みで、警報級の大雨となるおそれもあります。※画像に雨、風の連続シミュレーション(1日午後9時~3日午前6時)
台風2号は、31日15時には宮古島の南約290キロにあって、1時間におよそ10キロの速さで北北東へ進んでいます。
6月2日から3日にかけては、前線が本州付近に停滞する見込みで、前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる見込みで、広い範囲で警報級の大雨となるおそれがあります。

【関東甲信地方】雨の予想
6月1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量(いずれも多い所)
関東地方北部 50から100ミリ
関東地方南部 100から150ミリ
甲信地方 100から150ミリ
伊豆諸島 100から150ミリ
その後、6月2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量(いずれも多い所)
関東地方北部 100から150ミリ
関東地方南部 100から200ミリ
甲信地方 100から150ミリ
伊豆諸島 100から150ミリ
その後も降水量はさらに増える所がある見込みです。
【北陸地方】雨の予想
6月1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量(いずれも多い所)
新潟県 50から100ミリ
富山県 50から100ミリ
石川県 100から150ミリ
福井県 100から150ミリ