絵を描く人にとっては最高の環境
▼武重洋二さん
「実際に子どもの頃から(大自然を)身近で体験できているっていうこと自体が、もう多くの財産を手に入れているなというふうには思いますし、大人になって絵を描こうなんて機会があっても、何かそこで思い出せるものがたくさんあると思うので」
絵を描く人にとっては最高の環境であるという、高知。そんな高知で開催される背景美術の体験講座で、参加者が見ることができる「巨匠の技」を特別に、カメラの前で披露してくれた。

▼武重洋二さん
「まず空の色を塗ってですね、雲の形を何もつけていない筆でふきとって、雲の形を輪郭を少し出してそのあとホワイト、白を置いてちょっとエッジが滲んだ感じっていうのは『雲らしくみえる』一つの要因だと思いますので、そういうやり方で描いています」

「青い空に白い湧き立つような雲があって、で遠くの山がうっすら見えているっていう形のシンプルな絵になってます。空の色と空の陰色と緑とこの4色を混ぜ方を考えながら」
制作時間わずか10分。
たった4色の絵の具で風に吹かれる雲と山を描いた。

今にも動きだしそうな風景だ。
▼武重洋二さん
「雲っていろいろな形がありますし、実際に見ると複雑なものではあるんですけど、それをシンプルに雲を描こうとすると改めて『あれどうだったっけ』って。その疑問にたどり着いて改めて空を見てみると、『ああこういう雲だったんだ』とか」














