高知市の土佐山で見ごろを迎えている梅の花。40年近く、地区を彩ってきました。この梅の花を見て子どもたちが俳句を詠みました。様々な感性で梅の花に心を寄せたようです。
高知市土佐山の嫁石(よめいし)地区。1.5ヘクタールほどの梅園に5種類およそ1000本の梅が植えられています。

花は8分咲きと見ごろを迎えていて、現在、梅まつりが開催中です。やってきたのは、義務教育学校、土佐山学舎の子どもたち。毎年この時期に、梅まつりの会場で俳句を詠んでいます。子どもたちの素直な感性は、どのように俳句にいかされるのでしょうか。

(3年生)
「ピンクとかも多いから、『うめのはな ひらひらピンク きれいだな』」
(3年生)
「はなびらが いっぱいちるよ きれいだな」
中にはこんな見方をする子どもも。
(4年生)
「『梅の花 テレビごしでも きれいだな』このカメラ・画面で撮っていたので、テレビ越しでも梅の花はきれいだなと思ったからです」

もともと田んぼだったというこの梅園。1989年、森和雄(もり・かずお)さんが村おこしのために梅園に改良したといいます。以来37年間、おもに妻と2人で手入れを続け、毎年、かわいらしい花を咲かせています。

(梅園を管理 森和雄さん)
「やっぱり、その年の花を咲かせてあげないとね、今ではやめるわけにはいかんし、困っちゃいますがね。毎年同じようにきれいな花を咲かすのがね、私は日夜、頑張っています」
現在86歳。地区からは若者が徐々に少なくなりました。梅園の管理も体力的に厳しくなってきたといいますが、地区の学校に通う子どもたちに梅の花を愛でてもらうこの機会は、森さんにとっても大きな喜びです。
「香りがこれ・・・」
「ほんまや」
「ああ、いいにおい」
(梅園を管理 森和雄さん)
「若い子どもの時から嫁石というところを知っていただけるだけでも、うれしいです。若い子どもたちを見ますと、非常に私たちも『日ごろ頑張って梅の花を咲かせたのが良かったよ』と常に思います。本当に」
土佐山学舎では、今後もこの梅園で俳句を詠んでいくということで、森さんの梅の魅力は俳句という形で後輩たちにも引き継がれます。梅まつりは3月1日までですが、見ごろは下旬まで続くということです。













