いのの大国さまとして親しまれている高知県いの町の椙本神社に恒例のジャンボ絵馬が登場しました。来年の干支・ウサギとともにたくさんの花が描かれ、「明るく自由な一年になるように」という願いが込められています。

一般的な絵馬のおよそ500倍!高さ2メートル幅3.6メートルの大きな絵馬が今年も椙本神社に登場しました。制作したのは高知市在住のイラストレーターで絵本作家の柴田ケイコさん。柴田さんが絵馬を手がけるのは今回が3回目で、龍馬デザイン・ビューティ専門学校の専門学校生2人も協力して完成させました。

タイトルは『耐雪梅花麗(雪に耐えてばいかうるわし)』。

『耐雪梅花麗(雪に耐えてばいかうるわし)』

冷たい雪に耐えながら来年の干支=ウサギが力を合わせてたくさんの美しい花を咲かせている様子を描きました。コロナ禍に耐えた一年だったからこそ、新年は自由で明るい一年になってほしいという願いが込められています。

新年は自由で明るい一年になってほしいという願いが込められています


(イラストレーター・絵本作家 柴田ケイコさん)
「コロナもまだまだあけてない状況の中で色んな苦難や試練に耐えている部分も多かったと思うんですけど来年は皆さんの頑張ったところに花が咲くような本当に明るい一年になってほしいと思っているので見た感じ華やかなイメージで描きたいと思っていたのでそういう気持ちで過ごしてほしいなと思っています」

イラストレーター・絵本作家 柴田ケイコさん


ジャンボ絵馬は大みそかから新年1月末まで見られるということです。また、正月三が日には正月特別展として百人一首絵馬展も開催されます。