ブライダルを学んできた専門学校の生徒たちが、卒業制作として模擬挙式と披露宴を行いました。構成、演出など、全てをプロデュース。「人々の幸せを手伝う」という将来の夢に向けた、2年間の集大成です。
青でまとめられた落ち着きのある装飾に、キラキラと輝く純白のドレス。龍馬情報ビジネス&フード専門学校のブライダルプロデュースコースでは、毎年この時期、2年生たちが卒業制作として模擬の挙式と披露宴を行っています。2025年は12人の生徒が、新郎新婦の衣装選びや会場の演出、当日の進行など、ブライダルに関するすべてをプロデュースしました。学んできた基本的な式の構成や流れをベースにしながら、新郎新婦が伝えたい“感謝”をどのような形で表現するのかなど、およそ9か月にわたって試行錯誤を重ねてきました。少し緊張した表情の生徒たちでしたが、スムーズに式を進行し、模擬とはいえ人生の大切な1ページを一から作り上げたことに喜びを感じていました。

(生徒)
「一生に一度の思い出になったと思います。新郎新婦のやりたいことをお話だけでくみ取ること、グループでプランニングをしたのですが、話し合いがすごく大変でした」
(生徒)
「衣装合わせの時から携わっていたので、実際に本番で着ていただいて、メイクとヘアセットをしてもらっての“完成”を見たときはうれしくなりました」
2年生たちは全員就職先が決まっていて、4月から、県内外のブライダルやホテル業界で人々の幸せを手伝います。










