高知県南国市の子どもたちが、郵便局の仕事を体験しました。自分たちの地域を好きになってもらおうという地域をあげた取り組みです。

南国市のたちばな幼稚園は地元の企業などとの触れ合いで、子どもたちに自分たちが暮らす地域のことを好きになってもらおうと“地域全体での子育て”に取り組んでいます。

子どもたちがきょう体験するのは、郵便局のお仕事です!まずは、年少・年中組の子どもたちが、友達に書いた手紙をポストに投函!

「カメ!(Q.誰に渡す)そうしくん!」

郵便屋さんを務めるのは、頼れる、年長組の子どもたち!

小さな手で力いっぱい消印を押したあと、念入りに確認しながら、クラスごとに仕分けて…手紙を待っているみんなに配達です!

誰あての手紙かな?迷いながらも…

「どうぞ!」

無事、みんなのもとに届けられました!

郵便局の仕事を体験した子どもたち。「ありがとう」の言葉のあたたかみを感じたようです。

(年長組の園児)
「『ありがとう』って言われた。うれしい気持ち」

「楽しかった!お手紙渡すの」

「郵便局の仕事を知れて、すごく楽しかったです」

(南国郵便局 上田香菜 局長)
「郵便局を知ってもらって、郵便局のファンになってもらえたらうれしいなというところと、手紙文化の継承というところで、ずっと手紙に触れ合っていってもらえたら、こんなにありがたいことはないかと思います」

たちばな幼稚園は、今後もさまざまな地元企業などと連携し、子どもたちの地元を愛する心を育んでいきたいとしています。