クリスマスが近づき、各地で色鮮やかなイルミネーションが見られるようになってきました。高知県四万十市の四万十川流域では、キャンプ場や川にかかる橋がライトアップされています。

四万十市の国道441号沿いにある「四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ」。キャンプサイトへの道の両側には巨大なタイワンフウやモミジが植えられていて、黄色や赤に色づいています。

日が暮れると…

イルミネーションが灯ります。「四万十市観光振興連絡会議」が行っている「SHIMANTOイルミネーション」で、今年で5回目。これまでは赤鉄橋の近くの河川敷が会場で、「かわらっこ」では初めてです。およそ2万個のLEDが飾り付けられ、シンボルツリーや“地球”をイメージした光りのオブジェもあります。

「きれいです」
「キラキラしてる」

期間中の土曜日には地元、大川筋地域の住民が出店を設けます。この日はツガニ汁や焼きおにぎり、“ぜんざい”などが振舞われました。

「きれいな景色でご飯を食べるのって…美味しい!」

イルミネーションは12月25日まで点灯されます。

一方、こちらは四万十市の北西部、西土佐地域です。四万十川に架かる「津大橋(つだいばし)」で近くの商店などに飾り付けられたイルミネーションがともります。川で結ばれる橘と津野川の両地区の住民グループが年末年始の夜を光で彩ろうと20年余り前から行っていて、およそ5万3000個のLEDが橋の欄干や手作りした骨組みに飾り付けられています。

今回のテーマは「気持ちを一つにブラボー!」。SNS映えしそうな光りの馬車や近づくと回りだす仕掛けのオブジェもあります。

「どうやったらできるんやろ?」
「楽しい!」
「めちゃめちゃ綺麗ですね。こういう仕組みのイルミネーションは初めてなのですごく良かったです」

こちらの点灯は来年1月中旬まで続けられるということです。