2025年7月に実施された参議院選挙について高知県内の18歳と19歳の投票率は35.47%と、3年前に比べおよそ10ポイント上がったことが分かりました。

県選挙管理委員会によりますと2025年7月に実施された参議院議員選挙について18歳と19歳をあわせた投票者数は3年前から930人増え、3989人でした。投票率は35.47%で、3年前に比べ9.84ポイント高くなりました。年齢別では18歳が40.46%、19歳が30.13%でした。

18歳・19歳の投票率が公表されている30市町村の中で一番高かったのは日高村で50%、次いで須崎市(49.64%)、大豊町(47.62%)佐川町(44.28%)などとなっています。高知市では18歳が39.63%、19歳が29.82%で合わせて34.81%でした。

18歳・19歳の投票率が上がったことについて、県選挙管理委員会は「今回は全体の投票率も56.89%と3年前より9.53ポイント上昇し、一定関心が高かった選挙だった。今後も出前授業をはじめ若者が選挙に関心を持ってもらえる取り組みを継続したい」としています。