絶滅が危惧されていることもあり、四国でクマに遭遇する確率は低いということですが、これからの行楽シーズン、本州の山に出かけた際などはクマに遭遇するおそれもあります。
安藤さんは山で突然、クマに遭遇しないよう、2つのことに気を付けてほしいと話します。
◆四国自然史科学研究センター安藤喬平主任研究員
「クマが行く場所に行く場合は音を立てながら歩く、基本的にクマは逃げていきます。あと、複数人で行動するとか、そういうことはできるかなと思います」

そして、安藤さんが同じく呼びかけるのは基本的な登山のマナー。ちょっとした心がけでも動物とのトラブルを避け、共存していくことができるといいます。
◆四国自然史科学研究センター安藤喬平主任研究員
「山の中で人とクマとの距離を近づけないために、ゴミとか餌になりうるものを放置しないということは非常に重要かなと思っています。場合によっては危険になる動物が生息しているという事実を知った上で入る、もしくは人が生活している環境にそういう動物ができる限り入ってこないような対策と意識・認知というものはまず大事かなと思います」













