高知県三原村では、毎年恒例のどぶろく祭りが開かれ、大勢の人たちで賑わいました。

地元の生徒・児童が伝統芸能を披露(高知・三原村)

秋晴れのもと、子どもたちの伝統芸能披露で始まった「どぶろく農林文化祭」。三原中学校の生徒は”太刀踊り”を、三原小学校の児童は”うちわ踊り”を披露し、会場を盛り上げました。

特区に認定されている5軒の米生産農家が”どぶろく”を製造

三原村では特区に認定されている5軒の米の生産農家が合同会社を設立し、濁り酒の”どぶろく“を造っています。3日は甘口と辛口、2種類の”どぶろく“新酒のほか、近くにあるダムの内部で10か月間貯蔵し、熟成させた”ダム貯蔵酒“、また、三原村の米から造られた甘酒や、甘酒をつかったスムージーなどが並びました。

今年は米の出来が良く、おいしい“どぶろく”に(高知・三原村)

今年は米の出来が良かったため、おいしい”どぶろく”に仕上がっているということです。会場では2種類のどぶろくが振る舞われ、訪れた人たちは新酒を堪能していました。

どぶろくで「乾杯!」大勢の人が新酒を堪能(高知・三原村)

■訪れた人
・地元の人
「酵母の香りがそのまま口の中に残るんです。生きてる菌がそのまま使われているので、そういう味がよく伝わってきます」
・愛媛・愛南町から
「甘くておいしいです。ここ三原村のどぶろくが一番おいしいですね。」

今年は6000リットルの“どぶろく”製造を見込む

生産者組合によりますと、今年は6000リットルの“どぶろく”製造を見込んでいるということです。