災害時の避難場所にしてもらおうと、高知市にある工務店が使っていない社屋を避難所にリニューアルしました。災害時以外は、コンサートホールとして活用することもできます。
避難所を開設したのは、高知市の島田工務店です。耐震工事を手掛ける島田工務店は、東日本大震災などの甚大な被害を踏まえ、地域の防災・減災につなげようと2018年に高知市春野町仁ノの敷地内の使っていない社屋を避難所として開放することを決めました。そこから業務の空き時間を使って地震だけでなく台風など様々な災害で活用できる避難所に8年かけ改修しました。避難所は最大250人を収容でき、災害時以外はコンサートホールとして貸し出せるようになっています。



(島田工務店 島田浩二 社長)
「たとえ10人でも20人でも困っている人を救済することができれば、この世に生まれてきた価値があるなと思い、避難所の提供を決定した」

島田工務店は避難所への太陽光発電の導入も検討しています。










