高知市議会12月定例会が開会し、子育て支援や新型コロナ対策を軸とした13億円あまりの補正予算案が提出されました。

(岡﨑誠也市長)
「すべての子育て世帯が安心して出産子育てができるための経済的支援として、合計10万円を給付する『出産・子育て応援給付金』」

7日開会した高知市議会12月定例会には、一般会計で13億円あまりの補正予算案が提出されました。このうち子育て支援として、今年4月以降に生まれた新生児1人つき、所得制限なしで10万円を給付する事業におよそ2億4000万円。このほか新型コロナ対策では、ワクチン接種体制の整備費などに2億2300万円。連続テレビ小説にあわせたプロモーション事業費におよそ540万円を計上しています。

また岡﨑市長は西敷地の活用事業が2度白紙となったことについて、改めて議会に経緯を説明。「西敷地は優れた立地特性を持つ貴重な公有地である」とし、「市議会とも相談しながら今後の展開を検討したい」と述べました。