観光客へのおもてなしの気持ちを込めて、高知龍馬空港で航空会社の垣根を越えた「お見送り」が行われました。

お見送りをしたのは日本航空と全日空、フジドリームエアラインズのグランドスタッフや整備員、そして県の観光政策課の職員らです。この取り組みは、観光に関わる民間会社などでつくる「県おもてなし県民会議」と県が、秋の観光シーズンに合わせて行いました。

「ほいたらね~、まちゆうきね~」

航空会社の垣根を越えたお見送り企画は、今回が初めて。スタッフや職員は、感謝の言葉を表した横断幕や「また来てね」というメッセージが書かれたグッズで観光客を見送ります。

(参加者)
「みんな笑顔で出発できたらいいと思った」
「返答があるとすごくうれしい」

「合同で実施しているのはなかなかないので喜んでくださると思う」

搭乗客も手を振り返し、最後まで高知との別れを惜しんでいる様子でした。

(県おもてなし県民会議 植田通子 会長)
「みんなが満足して『とてもいいところだったね』、『また来たいね』という気持ちを持ってもらいたいという“お手振り”。みんなの心がうれしいという気持ちになってもらえたらうれしい」

県は「あんぱん効果を追い風に引き続き、高知の魅力をPRしたい」としています。