
女子57kg級には、高知市出身の徳原姫花選手が初出場。この階級は、パリ五輪で櫻井つぐみ選手(香南市出身)が金メダルを獲得している階級です。
徳原選手は、1回戦を5-0で勝利すると2回戦、投げ技で2回ビッグポイント・4点を獲得するなど13-2のテクニカルスペリオリティ勝ちを収めます。
準々決勝は、2016年のリオ五輪で吉田沙保里さんを破って金メダルに輝いた、ヘレン・ルイス・マルーリス選手(アメリカ)との対戦。1点を先制された第1ピリオド2分手前、徳原選手がタックルに入りますが、マルーリス選手にかわされて投げ技を受けてしまいます。(徳原0-5マルーリス)その流れのまま固められてしまった徳原選手は、第1ピリオド2分17秒のフォール負けとなりました。
しかし、17日夜に行われた敗者復活戦でフォール勝ちをおさめ、18日未明の3位決定戦に進みました。小学校2年生から高校まで徳原選手を指導した極東ジュニアレスリングクラブの小玉康二(こだま・こうじ)代表は⋯
◆極東ジュニアレスリングクラブ小玉康二(こだま・こうじ)代表
「勝てると思っていたんですけど、ほんの少しのところで負けてしまった。2回戦は大技も出てよかったんですけど・・・。ただ敗者復活戦はフォール勝ちしたし、3位決定戦の相手は2025年のヨーロッパ王者だけど勝つと思います」
徳原選手の3位決定戦は、18日午前1時すぎに行われます。