からふるでは「よさこい名鑑」と題して、2025年のよさこい参加チームの祭りに込めた思いを紹介しています。31日は2年ぶりの参加となる「よんでんグループ」を紹介します。2025年は例年以上に気持ちがこもっています。

2024年は南海トラフ臨時情報の発表を受けて出場を辞退。踊り子のみなさんは「今年こそは」と強い思いを抱いています。
(踊り子)
「本祭のリベンジは本祭でしかかえせない」
「去年踊れなかったという思いもあるので」
「今年こそ踊れるように」
「悔しさが晴れるような賞がとれるように」


(Q.慣れましたか)
「直すところがいっぱいあるね」
「大変ですね、助け合いです」
助け合いは着付けだけではありません。

(スタッフ)
「衣装の(製作の)一部分を個人でやらなきゃいけなくて、みんなマジックテープは分厚くて手縫いできないので、手伝ってます。自分踊ってないから、このためだけに来てます」

練習会場は会社の施設です。(四国電力グループの研修施設兼よさこい練習場)

(四国電力送配電 社員)
「(四国電力送配電に)『配電』という部門があって、電柱に登って電線を直したり、新しく張ったりする工事をする。ここは電柱を活用して電気工事の練習する場所」

(四国電力送配電 社員)
「踊りながら進む場所が必要になってくる。よさこいの練習に邪魔にならないよう配慮して電柱の位置を決めている」
「他のチームの練習環境を聞くと、場所の確保が難しいという中で、会社の施設を使って練習できるのは恵まれた環境だと思う」
(よんでんグループ リーダー 菊池俊裕さん)
「去年出られなくて、みんなつらい思いをしているので、今年こそはどうしても出たい。本祭で入賞したという強い思いがあって、2年前には『地区競演場連合会奨励賞』をいただいたので、さらに上の賞を目指して今年は頑張りたい」

2025年のテーマは継承と進化を意味する「護持に芽吹き」。今までのチームのスタイルの良さを継承しながら、新しいスタイルも作っていきたいという思いが込められています。

(よんでんグループ リーダー 菊池俊裕さん)
「正調を基本としつつ、『よんでん流』にアレンジして、振り付け・フォーメーション・展開は新しいことにも挑戦しながら頑張っています。最後まで見る人を飽きさせない構成になってますので、最後まで手拍子で応援してくださるとうれしいです」
