若い世代の投票率を上げようと、高知県南国市の高知高専に、学生と教職員を対象にした期日前投票所が設けられました。高知高専での設置は初めての取り組みです。
期日前投票所が開設されたのは、南国市の高知工業高等専門学校です。7月20日の参議院議員選挙に加え、南国市議会議員補欠選挙の投票所も兼ねていて、学生2人が「立会人」を務め、校内に記載台や投票箱が用意されました。
若者の投票率を上げようという、南国市選挙管理委員会としては初めての取り組みで、会場では、学生たちが次々と1票を投じていました。
▼初めて投票した学生
「『学校にある』っていうので行きやすいし、安心感があると思いました。(当選者には)高知をもっとアピールして、いっぱい人が来てくれるようなところにしてほしいと思います」
▼投票した学生
「授業終わりに来られるというところと、先生が『選挙に行きや』と言ってくれたので来ました」
▼投票した学生
「高知県は、きれいな所とか美味しいものとかがたくさんあるので、(当選者には)観光資源とかをよく活用して、住人を増やしたり、新しい命を増やしたりする政策をしてほしいです」
高知高専の期日前投票所は15日だけの設置となっていて、参議院選挙には73人が、南国市議会議員補欠選挙には74人が、それぞれ投票を行ったということです。